中古車購入・買取店攻略のポイント
〜プロが教える中古車売買ガイド〜 中古車購入時のポイント、中古車買取店の攻略法をアドバイスします!
中古車オークションの仕組み(2)
さて、オークション会場に車が出品されると、まず検査員と呼ばれる人が、1台1台すべての車を査定します。
そこで、事故歴の有無、内装外装等のチェックをします。
事故歴の有無と簡単に書きましたが、実はここに問題があります。
なんと、
事故車の基準がオークション会場で統一されていない
のです。
「そんな、バカな!」と思われる方も多いと思いますが、現実に各オークション会場によって、その基準が微妙に違うのです。
以前のメルマガに書きましたが、事故車の定義というものは、自動車公正取引協議会、日本自動車査定協会、JU中販連という団体の統一基準で決められています。
しかしあくまで紙の上で決められた基準です。
実際に車を査定している現場では、事故車になるかどうか微妙な車(?)というものがいくらでもあります。
そのような車の場合、Aオークション会場では事故車、Bオークション会場では事故車ではない、と判断されることはざらにあります。
私達、業者にとってはそのようなことは日常茶飯事で、さして気にも留めなくなってきてますが、よく考えるとおかしいですよね?
この問題は以前からこの業界でも、さすがにまずいんじゃないかというこで、色々と検討をされてきました。
そしてようやく、平成16年の9月に日本オートオークション協議会という団体から「修復歴判定マニュアル」なるものが発表されました。
これで各オークション会場の事故車の基準を統一しようということです。
私はこの発表をきいて少し違和感を感じました。
「今までの基準は何だったの?」というのと
「このマニュアルで本当に変わるんだろうか」
という印象を持ったのです。
この話題まだ続きます。
Posted by harunet7 at │
Comments(0)
│
TrackBack(0)
このBlogのトップへ
│
前の記事
│
次の記事
この記事へのトラックバックURL
名前:
メール:
URL:
情報を記憶:
コメント:
このページの上へ▲