塗替え車に要注意!

今日は皆さんに是非知っておいてもらいたい、悪徳業者の手口をご紹介します。

中古車を販売する時のルールをまとめたものに、「自動車公正競争規約」というものがあります。(業界の自主規制のルールです)

この中に、車の外装色の塗替えは、特にユーザーに説明しなければならない項目には、入っていません。

それをいいことに、悪徳中古車屋の中には、塗替え車を何の説明もせずに販売している店もありますので、注意が必要です。

これはどういうことか、もう少し説明しますね。

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ご存知の通り、中古車の場合、人気のある色と、人気のない色の相場には大きな違いがあります。(中には50万以上も違います。色が違うだけでですよ!)

そこで人気のない色を買ってきて、人気色にオールペイントしてしまうので。

私も少し調べてみたのですが、今、オールペイントって、安くできるのですね。
(仕上がりの状態は、確認していないので、どうなのか分かりませんが。)



通常、塗替え車の場合、ボンネットを開けると、エンジンルームの色と、外装色が違うので、そこで一目で見分けがつきます。

しかしこれが、同じ濃色系での塗替えになりますと、なかなか見分けがつかないのです。

例えば、緑の車を、黒に塗り替えた場合などです。(実は私も、過去に一度、これで痛い目にあいました。)

また、こういった塗り替えをしている車は、事故車が多いのも事実です。

その理由、お分かりですよね?

そうです、事故をして直すときに、ついでに人気のある色にオールペイントしてしまうのです。


もちろん、車を人気のある色に塗り替えたからといって、そのこと自体は悪いことではありません。

しかし買うときに説明はして欲しいですよね。

ところが最初に書いたとおり、「自動車公正競争規約」の中には、ユーザーに説明しなければならない項目には入っていないのです。

人気色なのに、極端に価格が安い時など、一度疑ってみてください。

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